
サービス・商品サイエンスアーツ(東京都新宿区)は15日、未来型チームコミュニケーションアプリ「Buddycom」(バディコム)に、映像と音声によるグループ内中継ができる「ライブキャスト」機能を追加した、と発表した。同社は国内・海外で特許を出願している。
「バディコム」は、交通、物流、製造、金融などの現場でコミュニケーションツールとして活用されており、昨年はSBSゼンツウが物流会社として初めて導入した。今回リリースしたライブキャスト機能を使用すれば、荷物の積卸しや倉庫内作業の現場で状況を即座に共有できるほか、複雑な作業工程を映像で指示することも可能となる。
また、グループ内に共有した映像はクラウドに保存して後から再生することも可能なため、情報共有漏れを防止したり、同じ指示を繰り返し行うことも軽減できる。
同社は、これまでにリリースしている音声の自動テキスト化機能と多言語翻訳機能も併せて利用してもらうことで、コミュニケーションの質の向上、労働時間の削減、労働生産性の向上といった現場の問題解決が期待できるという。