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クボタ、北海道に物流拠点新設で在庫管理を一元化

2021年9月13日 (月)

拠点・施設クボタは10日、農業機械の新物流拠点「クボタロジスティクスターミナル苫小牧」(北海道苫小牧市)の運用を開始したと発表した。外部倉庫やグループ販売会社などに分散していた農業機械の在庫管理機能を新拠点に一元化することで、配送経路を簡素化し物流の効率化を図る。

クボタは、北海道における農業機械の納品ルートについて、外部倉庫を含む苫小牧市内の複数の倉庫からグループ販売会社の各支社倉庫へ配送・保管し、営業所を経由して納品していた。北海道内の複数の倉庫では、それぞれの対象地域向けの在庫を保管しており、販売動向によっては偏在する在庫を融通するために支社倉庫間をトラックで移送する必要が生じるなど、物流面での効率化が課題となっていた。

このたび、苫小牧市内にある当社の既存の倉庫を建替えた新拠点では、北海道内の在庫を一元管理して倉庫間のトラック移送をなくすとともに、配送経路を新拠点から各営業所への直送に切り替えることで、北海道内における農業機械の物流効率化を図る。