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タカラ薬局、決済機能付き非対面受渡しロッカー導入

2021年9月14日 (火)

「福大筑紫病院前」店に導入されたスマートロッカー(出所:タカラ薬局)

メディカルタカラ薬局(福岡市博多区)は、今月から「福大筑紫病院前」店でクレジットカード決済機能を搭載した非対面式受け渡しロッカーシステム「スマートロッカー」の運用を開始した。システムの導入をサポートしたフジテックス(東京都新宿区)が14日に発表した。

導入薬局を利用する患者は服薬指導を受けた後、スマートフォンにQRコードと暗証番号が通知される。受取時は通知されたQRコードをロッカーにかざすか、暗証番号を入力することで薬を受け取ることができる。

導入する薬局側は、業務の非対面化を可能にするスマートロッカーを導入することで新たな顧客との接点構築、ブロックチェーンを使った遠隔の非対面管理が実現。薬局のほかにも小売店、クリーニング店などが、時間を問わずに商品受け取り、レンタカーサービスのカギの受け渡し、預かりサービスを提供できるようになる。

初期導入費用はサイズやカスタマイズの有無によって異なり、メイン基盤とロッカー5・6個でおよそ80-100万円程度。導入費用には製品基本料金搬送費などが含まれ、このほかにクラウド利用費として月額数千円の費用が発生する。