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ドローン開発のVFR、第三者割当増資で資金調達

2021年10月6日 (水)

(出所:VFR)

財務・人事VFR(東京都千代田区)は5日、ことし9月末までにDRONE FUND3号投資事業有限責任組合、ACSL1号有限責任事業組合、加賀電子、KDDI Open Innovation Fund3号、理経の5社を引受先とした第三者割当増資による資金調達を実施したと発表した。

VAIO(長野県安曇野市)がドローンによる社会インフラの革新を推進・加速する機体開発やソリューション提供を行う子会社として2020年3月設立したVFRは、目前に控える「有人地帯における補助者なし目視外飛行」を見据えた今回の資金調達により、事業拡大を加速する。

VFRは、VAIOのパソコン事業で培った高度な設計・製造技術や国内外のサプライチェーンのマネジメント能力などを活用して、既に産業用ドローンの開発製造を複数受託するなど順調に事業を進めている。ドローンの実質的な社会実装の実現ともいえる「有人地帯における補助者なし目視外飛行」の実現に向けては、法律・体制・環境整備が産学官で進められている。

ドローンを運用する側としても体制作りや社会実装に向けた社会システム全体の設計を積極的に構築する必要があり、業種を超えたオープンな共創の加速が不可欠として、VFRではこうした課題意識を同じくするパートナーの皆様との共創を推進してきた。今回の資金調達を皮切りにより各社の強みを活かした事業シナジーをより高めていく。