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クボタ、タイに部品調達・供給拠点を開設

2013年2月5日 (火)

拠点・施設クボタは5日、部品調達と供給を行う新会社をタイに設立したと発表した。

最適地から良質で安価な部品を安定的に調達・供給するグローバル調達体制を構築することで、各国の生産拠点のコスト競争力強化につなげる。

新会社「クボタ・プロキュアメント&トレーディング(タイランド)」は、タイのアマタナコン工業団地(チョンブリ県)に拠点を構え、グループの生産拠点向け部品の調達・供給を担う。1月16日に資本金1.2億バーツ(3億円)で設立した。

トラクタ、コンバイン、エンジンなどを生産しているタイに部品調達会社を設立し、日本、世界の生産拠点へタイ取引先から部品を円滑に供給するグローバル調達体制の構築を加速させる。

また、これまで生産拠点ごとに行っていた部品調達業務を一元化することで、スケールメリットを生かした価格交渉や品質改善活動の効率化を図る。

当初は、日本、米国の生産拠点向け部品の調達・供給を行うグローバル調達拠点として活用し、日本、米国市場でコスト競争力を強化。将来的には、中国、アメリカなどに地域別に部品調達会社を設立し、グローバル調達体制を構築していく。