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ラサールインベストメント、太陽光発電システムを導入、テナント企業にCO2削減メリット

2010年9月27日 (月)

ロジスティクスラサールインベストメントマネージメントは、同社が運営する物流施設「ロジポート柏」(千葉県柏市)に1.5メガワットの太陽光発電システムを導入する。

 

計画では、今月中に導入工事に着工し、2011年4月までに第一期分500キロワットのシステムを稼動させ、政策の動向を見ながら13年4月までに第二期分1メガワットのシステムを稼動させる。同社では「国内に屋根面積の広い物流・商業施設を数多く保有しており、今後はほかの物件にも順次太陽光パネルを導入していく」としている。

 

今回のシステム導入では、CO2削減のメリットを施設に入居するテナント企業に提供する。これまでの太陽光発電システムの導入例は、建物共用部分の電力消費に割り当てられていたか、自社消費のための自社施設への導入が多かった。

 

太陽光発電システムにより発電されたグリーン電力は、すべてテナントの使用に割り当てられ、テナントがCO2削減の恩恵を受けることができる。同社の分析では、最終的にテナントの電力使用量の約3分の1をグリーン電力で賄うことができると試算している。