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一正蒲鉾、カニかま需要拡大受け新拠点に自動倉庫

2021年10月11日 (月)

フード一正蒲鉾(新潟市東区)は、55億円を投じて本社工場の敷地内に「第二工場」を立ち上げ、「カニかま」の供給力を強化する。ライン直線化と合理化設備、自動倉庫を導入して省人化を進める。

カニかまの需要が拡大していることを受け、本社第二工場(仮称)は12月にも着工、2023年3月の稼働開始を目指す。建物の延面積は8563平方メートルで、生産拠点を集約することで生産効率を高める。

同社の野崎正博社長は、地鎮祭で「1974年にカニ風味かまぼこを発売して以来、その味と製造技術を途切れることなく磨いてきたが、今日ではオホーツクやサラダスティックといった代表的な商品を持つ大きな事業に育てることができた」と述べ、新工場を中心にカニかまの生産体制を再編し、生産能力の拡大と省人化に取り組む方針を説明した。