ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

親和パッケージ、新型梱包容器を提案/国際物流展

2021年10月14日 (木)

▲親和パッケージの出展ブース。スチールと段ボールのハイブリッド梱包容器「スチコン」を訴求

話題親和パッケージ(神戸市東灘区)は14日、「国際物流総合展2021 第2回 INNOVATION EXPO」の出展ブースで、スチールと段ボールを組み合わせた梱包資材「スチコンHD」を紹介した。新製品として、製造業など荷主企業に大型商材の梱包材として訴求していく。

大型製品の梱包については、木製の木枠などで作る箱が主流だったが、内部に潜む虫などを除去する「くん蒸処理」が壁となり、スチール製にシフトした。しかし、スチールは強度があるものの素材が重く梱包作業時に多くの人員を割く必要があることが課題だった。

そこで、親和パッケージはスチールの強度と施工のしやすい段ボールを組み合わせた梱包容器を発案。製品の梱包品質を確保できる強度を持つ段ボールの開発が進むなど、段ボールを精密な機器でも梱包できる材料として認められるようになってきたことから、スチールと段ボールの強みをともに生かす形で、製品化に漕ぎ着けた。

スチコンHDは、大型・重量仏の梱包を想定。短時間での組み立てが可能で、スチールだけの梱包容器と比べて安価で軽いのが特徴。物流現場の負担軽減にも一役買いそうだ。

国際物流総合展2021 INNOVATION EXPO特集