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ESR、大阪府2市と災害時の避難場所提供で協定

2021年10月20日 (水)

荷主アジア太平洋地域に特化した物流不動産開発のESR(香港)は20日、大阪府藤井寺市と松原市と避難施設の使用に関する協定を結んだと発表した。

ESRが、物流施設「レッドウッド藤井寺ディストリビューションセンター」(藤井寺DC)のラウンジや託児所など一部スペースを、災害時などに住⺠の一時避難施設として提供する。大阪府藤井寺市と「災害時等における緊急一時避難施設の使用に関する協定書」、同松原市と「地震等における避難施設の使用に関する協定」をそれぞれ締結した。

藤井寺DCは国内最大級のマルチテナント型物流施設。耐震構造で非常用自家発電設備を2基備えており、停電時でも防災センターや荷物用エレベーター、トイレを最大で38時間使用できる機能を施し、災害機能を維持できる仕様が特徴だ。こうした部際対応機能の高さが、今回の協定締結につながった。

■「レッドウッド藤井寺ディストリビューションセンター」の概要

(出所:ESR)

所在地:大阪府藤井寺市津堂4-435
敷地面積:8万2744平方メートル
延床面積:17万7514平方メートル
構造:地上5階建て
完成:2017年3月31日
交通:阪神高道路「大堀出入口」1.5キロメートル、近畿自動車道「長原インターチェンジ(IC)」、西名阪自動車道「藤井寺IC」、阪和自動車道「松原IC」2.5キロメートル