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Yper、開発に協力したLIXIL宅配ボックスが発売

2021年10月22日 (金)

(出所:Yper)

サービス・商品再配達を無くす置き配バッグ「OKIPPA」(オキッパ)を提供するYper(イーパー、東京都渋谷区)は22日、商品開発に協力したLIXIL(リクシル)が宅配ボックス「ATMO」(アトモ)を発売したと発表した。

ATMOは、簡単に後け可能でドアに馴染むコンパクトな宅配ボックス。ドアに馴染むスタイリッシュなデザインで、マグネットや両面テープで手軽に設置できるなど、戸建て住宅および集合住宅に幅広く対応できるのが特徴だ。OKIPPAを利用すると非対面での受け取りが可能となるため、入浴中や家事や在宅ワークで手が離せない時や外出時でも必要な荷物を受け取れる。

▲ATMOを利用した宅配イメージ(出所:Yper)

ATMO内の専用バッグにはOKIPPAを採用。盗難に備える補償サービスも用意したほか、アプリを使った出荷や着荷状況の確認も可能だ。バッグには撥水加工が施されているため、雨天時も使用できる。

ATMOは、ことし2月よりクラウドファンディングサービス「Makuake」(マクアケ)プロジェクトで目標金額を大きく上回る1000万円超を売り上げ、商品化が待たれていた。LIXILオンラインショップで一般に販売する。

近年、EC(電子商取引)の急速な拡大により2020年度の宅配便の取扱量が急増。宅配便の再配達も高い状態が続いており、CO2排出量の増加やドライバー不足を深刻化させるなど、重大な社会問題として対策が急務だ。Yperはその解決策として「置き配」に注目。誰もが手軽に安心して利用できることを目指して開発されたのがATMOだ。