ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

シーネット、運搬支援AMRのRaaSでの提供開始へ

2021年10月22日 (金)

荷主シーネットIoTソリューションズ(CIS、千葉市美浜区)は21日、物流向け協働型ロボット「運搬支援AMR」に、新たに月額利用が可能なRaaS(ラース、Robot as a Service)での提供を開始すると発表した。倉庫での作業にロボット導入を検討中の企業に対して、段階的で合理的なサービス導入の選択肢を提供する。

シーネットは、消費スタイルの多様化や新型コロナウイルス感染拡大に伴う宅配ニーズ増大による物量増などで、人手不足やデジタル化の遅れなどの課題が顕在化。物流現場における業務効率化の機運が高まっている。

こうした事業環境のなかで、物流現場におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)化の推進に取り組む企業に対して、より導入しやすい協働型ロボットのサービス提供を積極的に支援する狙いだ。

■協働型ロボット「運搬支援AMR」サービスの概要
<RaaSサービス>
月額利用料:10万円(税込)
内容:端末5台、RMS、現場での初期設定
<パッケージ導入>
初期費用:システム構築450万円(税込)
月額利用料(5台)14万8000円内容:RMS設定、ロボットによるマッピング作業、商品マスタ・ロケーションマスタセットアップ、ロボットのテスト走行、導入教育、運用サポート
管理項目:ユーザマスタ、荷主マスタ、マテハン機器マスタ、ロケーションマスタ、商品マスタ、商品画像マスタ

■運搬支援AMRでのピッキング作業の流れ(出所:シーネット)