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CBRE、データセンター不動産事業への支援強化へ

2021年10月22日 (金)

▲トータルソリューションサービスのイメージ(クリックで拡大、出所:CBRE)

拠点・施設シービーアールイー(CBRE)は22日、データセンター不動産における関連サービスを強化すると発表した。データセンターにかかる不動産戦略策定から開発や取引、運営までのトータルソリューションを支援する。

国内ではデジタルサービスの拡大で、データ通信量が2021年までの2年間で倍増。今後、さらなるクラウドサービスの利用拡大などにより、データセンター需要はさらに高まるとみられる。一方で、政府によるデジタル社会基盤整備の方針のもと、大都市に集中しているデータセンターの地方分散化を推進する動きも広がる。

さらに、50年までのカーボンニュートラル実現に向けて、30年までに全ての新設データセンターの30%を省エネ化するとともに、データセンターにおける使用電力の部分的な再エネ化を義務付ける検討が始まるなど、新たな局面を迎えている。

こうした動きを受けて、CBREは、国内外のネットワークや組織内に有する情報、専門性の高い機能を活用しながら、オーナーや投資家、金融機関、クラウド・データセンター会社・ユーザーなど幅広い顧客層に対して、データセンター不動産にかかるビジネスを支援していく。

データセンターに関わる不動産戦略策定から開発・取引および運営まで、CBREデータセンターソリューションズが、課題解決の実行を一気通貫で包括的にサポートする。不動産戦略策定アドバイザリーや用地取得における売買・賃貸仲介、既設データセンターの鑑定評価、新規データセンターのコンサルティングレポート作成、建設開発プロジェクト運営などを担う。