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日本GLPの物流施設「GLP ALFALINK 相模原3」完成

2021年10月26日 (火)

拠点・施設日本GLP(東京都港区)は26日、物流施設「GLP ALFALINK(アルファリンク)相模原3」(相模原市中央区)の建築工事が完了したと発表した。大規模多機能型物流施設開発プロジェクト「GLP ALFALINK相模原」の2棟目が完成したことになる。「GLP ALFALINK相模原3」は、1社が全フロアを物流拠点として活用する。

日本GLPの物流施設シリーズALFALINKは「創造連鎖する物流プラットフォーム」をコンセプトとして、「Open Hub」(オープンハブ、物流をもっとオープンに)、「Integrated Chain」(インテグレイティッドチェーン、サプライチェーンをつなぐ)、「Shared Solution」(シェアードソリューション、ビジネスの進化をサポート)をキーワードに設定する。今回完成したGLP ALFALINK 相模原3も、こうした発想を踏襲している。

▲GLP ALFALINK相模原(クリックで拡大、出所:日本GLP)

施設面の特徴として、1階の天井高を標準よりも高くし、自動化・省人化をはじめとした最新のテクノロジーを利用した庫内作業にも対応できる仕様とした点だ。両面バースを備え、物流業務の効率化を支援。施設全体に空調設備と大型シーリングファンを設置することで、就労環境の快適性を向上する。建物外観は、明るく清潔感のある白色を基調としており、「GLP ALFALINK相模原」内の施設にも共通して採用しているカラーでまとめた。免震構造を採用し、企業の事業継続性を確保するほか、環境面では太陽光発電を設置する予定で、再生エネルギーの利用も推進する。

「GLP ALFALINK相模原3」は、当初の計画よりも早い段階で入居が決定し、2年以上計画を繰り上げBTS型の物流施設として建設を進めてきた。入居予定企業は、立地の優位性とGLP ALFALINK 相模原の広大な敷地を活かして、入居企業のニーズを柔軟に設計へ組み込んだ点が評価された。

交通アクセスも強みの一つだ。首都圏中央連絡自動車道(圏央道)のインターチェンジを経由し、東名・新東名高速道路をはじめとする主要道路を介して首都圏を中心に東海・甲信越への広域アクセスも良好な立地だ。首都圏を中心とする配送拠点として便利な立地だ。近隣は新興住宅地が広がり、鉄道アクセスも至便なことから、従業員確保の観点でも優位性が高い。さらに、リニア中央新幹線の新駅設置による交通要衝の機能が一段と高まり、今後の成長ポテンシャルは極めて高い。

■GLP ALFALINK 相模原3の概要
所在地:相模原市中央区田名字白雨台3532-10
敷地面積:4万9831平方メートル
延床面積:10万1602.70平方メートル
構造:PC免震、地上4階建て
着工:2020年7月