財務・人事鴻池運輸が14日発表した2026年3月期第2四半期連結決算は、売上高が前年同期比5.7%増の1793億2200万円、営業利益が同4.7%増の125億8800万円、最終利益が16.4%減の81億2700万円と、増収ものれん償却などの影響で最終減益となった。
主力の複合ソリューション事業は、鉄鋼分野でのインド子会社の連結効果や、空港関連での国際線復便、食品物流の新規拠点稼働などが寄与し、売上高が6.9%増の1165億8300万円となった。利益も適正単価の確保や取扱量増加により8.5%増の125億9200万円と堅調だった。
国内物流事業は、定温領域での取扱増や住宅商品などの物流需要が好調に推移し、売上高は2.4%増の281億円。収益改善策の効果もあり、利益は6.8%増の18億9400万円と増益を確保した。
国際物流事業は、米国向け貨物の減少が逆風となったが、カナダ子会社の連結や大型案件の受注によって売上高は4.2%増の346億1100万円とプラスを維持した。ただし米国向けの取扱減を補いきれず、利益は11.2%減の21億600万円と苦戦した。
通期業績は、売上高が前期比2.9%増の3550億円、営業利益が同5.2%増の225億円、最終利益が3.2%増の145億円と増収増益を予想する。
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