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東名高速リニューアル工事、期間中も6車線を維持

2021年10月27日 (水)

拠点・施設中日本高速道路(NEXCO中日本)は25日、東名高速道路東京インターチェンジ(IC)・東名川崎IC間の上下線で、11月下旬から2024年11月下旬ごろにかけてリニューアル工事を実施すると発表した。

今回のリニューアル工事では、老朽化が進む「東名多摩川橋」の橋梁コンクリート床板を取り替える。

日平均断面交通量が10万台を超える、全国でも有数の混雑区間であることから、交通規制による車線数の減少を回避するため、車線幅を縮小し現状の6車線を極力確保しながら工事を進める。

期間中は、工事の進捗に合わせて交通運用の形態を大きく6つの施工ステップに分割して工事を実施する。東名高速道路は物流インフラとしても首都圏から東海や関西をはじめとする広域アクセスに不可欠な大動脈だ。工事中の輸送容量を維持しながら強靭化を図る今回の工事は、物流業界にとっては見通しの明るい話題といえるだろう。