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宇徳2Q、港湾事業好調で2年ぶりに営業黒字を回復

2021年10月29日 (金)

財務・人事宇徳が10月29日発表した2022年3月期第2四半期累計連結決算は、売上高が前年同期比9.1%増の254億3000万円、営業利益が10億9700万円(前年同期は3600万円の赤字)、経常利益が同12.5倍の12億3800万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が9億2900万円(前年同期は1億400万円の赤字)となり、第2四半期累計では2年ぶりに営業黒字を回復した。

港湾事業について、新型コロナウイルス感染拡大に伴う経済停滞の影響で減少していた完成車や建設機械の取扱量が大幅に増加したことから、コンテナ船スペース不足に伴う取扱貨物増も重なり在来船関連全体は増益となった。コンテナターミナル関連は取扱量が減少したものの、作業効率の改善により損益は前期並みを確保した。

物流事業ではコロナ禍の影響を受けていた一般輸出入貨物輸送が回復基調に転じて順調に取扱量を伸ばしたほか、物流倉庫においても主要顧客の取扱量が堅調に推移。検品や配送などの付帯作業も増加し、業績を引き上げた。

2022年3月期の通期連結業績予想は、ことし4月30日に公表した前回予想数値を据え置いた。