ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

宇徳の1Q、コロナ禍からの回復で黒字化

2021年7月30日 (金)

財務・人事宇徳が7月30日に発表した2022年3月期第1四半期(21年4月-6月)の連結業績は、営業収入が120億5900万円(1.5%増)、営業利益が3億9500万円(前年同期は1億8000万円の損失)、最終利益が3億8100万円(1億6100万円の損失)となった。営業収入は微増だったものの、各利益は昨年のコロナ禍によるマイナスからプラスに転換した。

港湾事業の営業収入は48億5200万円(3%増)、経常利益は5億7200万円(2.7倍)。コンテナは寄港隻数が減少したものの取扱量に大きな落ち込みはなく、完成車と建設機械は、完成車の一部に半導体供給問題の影響があったが、昨年度のコロナ禍による大幅減からの反動で、損益改善に寄与したという。

プラント・物流部門は営業収入が71億5100万円(0.9%増)、経常損益は1億3400万円の赤字(前年度は3億6200万円の赤字)だった。このうち物流は、重量物輸送と一般貨物輸送の取扱量が順調に推移し、物流倉庫では損益が改善されたという。

通期予想は営業収入500億円(2.6%増)、営業利益18億円(3.96倍)、最終利益14億円(70.1%増)から変更していない。