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ソフトバンク、和歌山で災害時ドローン輸送実証へ

2021年11月1日 (月)

(出所:ソフトバンク)

環境・CSRソフトバンクは10月29日、災害時のドローンの活用に向けた取り組みの一環で、支援物資などをドローンで配送する実証実験を11月7日に和歌山県すさみ町で実施する。

紀伊半島南部の太平洋に面するすさみ町は、南海トラフ地震に伴う津波被害をはじめとする災害に備えた対応を進めており、ソフトバンクは災害支援活動に対するドローンの有効性を確認する。

実証実験は、災害発生を想定した支援物資のドローン輸送の確度を調べるのが狙い。当日は、11月5日の「世界津波の日」に関連して防災イベントも開催。南海トラフ地震を想定した住民の避難訓練や、防災ソリューションの展示などを行い、行政や住民が防災意識を再認識する機会とする。

ドローンを活用した災害支援をめぐっては、高齢化が急速に進む地方部を中心に、ITや通信など各社が導入を本格的に検討。陸路が使用できない場合も物資を運べる利点を生かし、実証実験に取り組む動きも広がり始めている。