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三菱地所、大阪府内陸部でBTS型物流施設を着工

2021年11月16日 (火)

拠点・施設三菱地所は15日、物流施設「ロジクロス大阪交野」(大阪府交野市)の建築工事に着手したと発表した。完成は2022年11月の予定。荒木運輸(大阪市西淀川区)が全フロアを賃借し自社拠点として活用する。

ロジクロス大阪交野は、特定の入居予定テナントの要望に応じて建築されたBTS型物流施設として開発。冷凍・冷蔵・常温の3温度帯に対応した冷凍・冷蔵倉庫だ。国土交通省が定めた「建築物の省エネ性能表示のガイドライン」(建築物のエネルギー消費性能の表示に関する指針)に基づく認証制度「BELS」を取得する予定だ。

今回の開発地である交野市は京都府と大阪府のほぼ中央に位置し、希少性の高い大阪内陸部の物流に適したエリアとして知られる。大阪市中心部から20キロメートル、京都市中心部からも30キロメートル圏内と2大消費地をカバーできるのが強みだ。第二京阪道路を活用した関西圏各地へのアクセスも優れており、広域配送の拠点としても有効だ。住宅地や最寄駅も近く、従業員確保にも適している。

▲周辺地図(クリックで拡大)


■「ロジクロス大阪交野」の概要
所在地:大阪府交野市星田北
敷地面積:1万200平方メートル
延床面積:2万800平方メートル
構造:S造、地上4階建て
交通:第二京阪道路「交野南インターチェンジ(IC)1キロメートル、「寝屋川北IC」1キロメートル、JR片町線(学研都市線)「星田駅」徒歩10分