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Shippio、ラクスルの泉取締役CTOを技術顧問に

2021年11月16日 (火)

▲泉雄介氏(出所:Shippio)

財務・人事デジタルフォワーディング事業を手がけるShippio(シッピオ、東京都港区)は16日、インターネット関連サービスを展開するラクスルの泉雄介・取締役CTO(最高技術責任者)が技術顧問に就任したと発表した。

シッピオは、ラクスルを国内トップクラスの技術力を保有する組織に成長させた泉氏の手腕を評価。海外拠点を含めたグローバルなエンジニア組織の立ち上げや運営に対する幅広い知見や実績を持つ泉氏を技術顧問として迎えることにより、テクノロジー面の強化やグローバルな組織構築の推進、物流業界の未来への貢献を図っていく。

泉氏は「シッピオは日本にとってライフラインである貿易・国際物流という領域の課題解決に取り組んでおり、今後社会にとって必要不可欠なサービスプラットフォームになっていく可能性を持つスタートアップだ。課題解決をテクノロジーやエンジニア組織の構築面から支援することで、人手不足に直面している物流業界の効率化・仕組み化に寄与していければ」と意気込みを語る。

泉氏は1979年生まれ。10歳で渡米し、ニューイングランド音楽院作曲科卒業後、制作プロダクションに作曲家として就職。システム開発会社の起業などを経て、2005年にモルガン・スタンレー証券(現モルガン・スタンレーMUFG証券)に入社し主に債券関連商品の取引システム開発に従事。12年にディー・エヌ・エーに転じ、ゲームプラットフォーム事業を経て遺伝子検査サービスの立ち上げに携わり、システム開発の技術リードを務める。15年10月にラクスル入社、2017年10月に取締役CTOに就任した。