国内鈴与(静岡市清水区)は22日、防災備蓄品の定期入れ替えに伴い生じたレトルトの白米やサバ缶などの食料品を静岡市社会福祉協議会へ寄付したと発表した。
地域密着型企業として、社会に貢献する活動の一環。寄付した食品は、新型コロナウイルス禍で生活支援を必要とする住民に配布する。
鈴与が静岡市社会福祉協議会へ寄付したのは、白米1050食とわかめご飯359食、けんちん汁1340食、とん汁700食、さば缶2482缶。
鈴与の齋藤茂宏取締役は「長引く新型コロナウイルスの影響により、生活支援が必要な方が多いことを静岡市社会福祉協議会より聞き、本社地区の社員向け防災備蓄品を贈呈することとした。想定外の状況が続くなか、少しでも地域の役に立つことができれば」と話した。