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宿泊施設サービスTradFit、館内自動運搬ロボ開発

2021年11月25日 (木)

▲宿泊施設におけるロボット自動運搬のイメージ(出所:TradFit)

サービス・商品宿泊施設に特化したサービス開発のTradFit(トラッドフィット、東京都千代田区)は24日、ルームメイクに使用するシーツやバスタオル、アメニティ、清掃用具などを運搬ロボットが客室まで運ぶ技術「ロボット自動運搬」を開発したと発表した。

音声やAI(人工知能)、IoT技術を駆使して宿泊客の旅行体験を向上するとともに、宿泊施設の業務オペレーションを改善。業務効率化を推進し現場のコスト削減や生産性向上につなげる。

宿泊施設では、清掃担当者が客室を訪問して、清掃やアメニティなどの補充などのルームメイクを行う。しかし、運んできたアメニティや清掃用具が足りなくなると、再びストック場所に取りに戻る必要があるなど、作業効率の低下が課題になっていた。

トラッドフィットはこうした課題を解決する手段として、ロボットによる自動運搬を発案。ストック場所から指定した客室まで必要に応じてロボットが運ぶことで、業務効率の向上を支援する。

トラッドフィットの「ロボット自動運搬」技術は、宿泊施設における館内物流の効率化にもつなげることができる技術として、注目を集めそうだ。