鈴与、｢創業220周年記念企画｣でさらなる成長誓う

ロジスティクス鈴与（静岡市清水区）は6日、ことし10月に創業220周年を迎えたのを記念した企画「記念ロゴ・キャッチコピー」と、グループ社員の顔写真を集めた「モザイクアート」を制作したと発表した。

鈴与は1801年、静岡市の清水港で廻船問屋として創業。その後事業を拡大し、140社で構成する企業グループに成長した。今回の記念企画は、鈴与グループの理念である「共生」（ともいき）をコンセプトにしている。

▲創業220周年を記念して制作されたロゴ・キャッチコピーとフォトモザイクアート（クリックで拡大、出所：鈴与）

記念ロゴ・キャッチコピーは、220周年のシンボルとなるロゴデザインとキャッチコピーを社員からそれぞれ公募。寄せられたロゴ68作品、コピー74作品のうち最終選考に残った3作品のなかから、社員らの投票で決定した。

ロゴは法被の背中に、創業時に使用していた商標を配置したほか、右上に向かってカーブを描くことで、時代の節目で困難に打ち勝ってきた歴史と、これからも打ち勝っていくという強い意志を込めた。キャッチコピーは「つなごう、共に未来へ。220th ANNIVERSARY」に決定。地域社会とのつながりや、さらなる発展への思いを込めた。

フォトモザイクアートは、新型コロナウイルスの影響により、グループ社員が一体感を感じられる機会が難しくなるなかで、改めて「社員の仲間意識を喚起する取り組み」として企画。投稿された2024枚の社員の顔写真を並べて完成させた。

鈴与は、今回制作された作品を今後、名刺や封筒、広告などに活用していくという。