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京急ストアとASA鶴見、商品即日配送の実証実験

2022年1月19日 (水)

▲京急ストア京急鶴見店(出所:京急ストア)

荷主京急ストア(横浜市西区)は24日から、朝日新聞販売所の「ASA鶴見」と連携し、京急ストアで購入した商品を即日配送するサービスの実証実験を始める。新聞配達用バイクの小回りが利く特徴を生かし、配送時の駐車スペースの問題解消を模索する。期間は4月までだが、実験結果によっては「恒久的に実施して店舗も順次拡大する」としている。

京急ストアは2001年2月から、利用客が当日購入した商品を自宅まで配送する「当日お届けサービス」を実施している。しかし、サービスの展開には配送業者が店舗周辺に車両を駐車できるスペースが必要になるため、駅前などの小型店舗で実施する上でハードルとなっていた。

一方、ASA鶴見は新聞の定期購読者の減少に歯止めがかからない中、新たな収益確保に向けて、今回の事業連携に乗り出した形だ。

サービス利用の流れは、来店客がレジで通常通りに決済を済ませた後、商品を店舗に預ける(梱包を希望する場合は、指定用紙に記入が必要)。預かった商品はバックヤードの集荷場所に移され、ASA鶴見の新聞配達のバイクが自宅まで商品を届ける仕組み。

京急ストア京急鶴見店(横浜市鶴見区)で実施し、配送地域は横浜市の鶴見中央・生麦地区。配送料は税込み200円。