公募・入札国土交通省は21日、内航海運の省エネルギー化推進策として、ハードとソフトの組み合わせによる船舶の省エネルギー効果実証事業の公募を始めた。
国交省は経済産業省と連携し、さらなる内航海運の省エネルギー化に向けたAI(人工知能)やIoTを活用した輸送効率化を推進する事業費を補助する。
ハード対策は省エネ船型、二重反転プロペラなど、ソフト対策は運航・配船計画の最適化などの取り組みを指す。ソフト・ハード両方を組み合わせながら船舶の省エネルギー効果の実証事業を実施する事業者に対し、事業実施に必要な設備費や設計・工費、検証などに要する費用について、最大で半額まで補助する。
ハード・ソフト対策には、スマート電動ウインチ、荷役設備向け陸上電力受電設備、RORO船などの荷役最適化システムなど、省エネルギーに資する作業効率改善技術も含む。
公募期間は2月21日(月)17時まで。公募要領や公募申請書類については、経済産業省資源エネルギー庁のホームページを参照。