NEC、物流向けに画像で重量検品するIoT製品を販売

サービス・商品NECは23日、IoT関連事業の強化として、新たに5種のソリューションを開発し、段階的に販売を開始すると発表した。併せてIoT関連のシステム構築を行う中核的な要員を、現在の100人から2020年までに500人に増員する。

物流向けには、画像・重量検品ソリューションを23日に発売する。NEC独自の高速・高精度な画像認識技術と重量計を活用し、検品対象の商品の品目と数量を瞬時に特定する。

バーコードなどの商品識別情報や人手による目視確認が不要で、自動で正誤確認を可能とし、物流現場の出荷検品業務の効率化と品質確保を同時に実現する。

業界で初めて画像認識技術を活用し、食品・飲料品・医薬品など立体物の商品を自動検品できるようにする仕組みで、検品対象の商品をあらかじめ登録した商品の画像・重量情報と照合することで、商品の品目と数量を瞬時に特定する。

これにより、バーコードなどの商品識別情報や人手による目視確認がなくても自動で正誤を確認し、物流現場の出荷検品業務の効率化と品質確保を同時に実現する。

価格は5000万円で、2016年1月以降に提供を開始する。向こう3年間で50者への販売を目指す。