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オリックス不動産、茨城でマルチ型物流施設を着工

2022年2月1日 (火)

拠点・施設オリックス不動産(東京都港区)は1日、マルチテナント型物流施設「守谷IIロジスティクスセンター」(茨城県常総市)の建築工事に着手したと発表した。東京都心を含めた広域アクセスに恵まれた立地を前面に出し、荷主企業などに訴求していく。2023年1月末の完成を目指す。

▲守谷IIロジスティクスセンターの外観イメージ(出所:オリックス不動産)

つくばエクスプレスの開業をきっかけに開発が急速に進んだ常総市の守谷地区にある「内守谷工業団地」内に新設する。地上3階建てのマルチテナント仕様とし、最大で2テナントが入居できる。1階には28台の大型トラックが同時に接車できるバースを整備し、スムーズな入出庫を実現する。

従業員確保の観点でも優位性が高い。守谷地区には多数の新興住宅地があり、マイカーでの通勤がしやすい環境にある。こうした事情に対応して、守谷IIロジスティクスセンターの敷地内には83台分のテナント従業員用駐車場を確保し、通勤需要に応える。

さらに、屋上には自家消費型の太陽光発電設備を搭載。EV(電気自動車)充電スタンドも設置し、環境に配慮した拠点運営も訴求する。

▲施設周辺地図(クリックで拡大、出所:オリックス不動産)

■守谷IIロジスティクスセンターの概要
所在地:茨城県常総市内守谷町3950-3
敷地面積:1万4236.09平方メートル
延床面積:2万3735.95平方メートル
構造:鉄骨造
交通:常磐自動車道「谷和原インターチェンジ」4.2キロ、つくばエクスプレス「守谷駅」8キロ、関東鉄道「内守谷工業団地入口バス停」450メートル