名鉄運輸3Q、貨物取扱増で増収増益を確保

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財務・人事名鉄運輸が4日発表した2022年3月期第3四半期累計連結決算は、売上高が前年同期比4％増の873億5400万円、営業利益が13.8％増の33億1000万円、経常利益が13.5％増の34億2100万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が0.3％減の21億7800万円だった。

新型コロナウイルス感染拡大に伴う経済停滞からの回復傾向を反映し、取扱重量が増加したことで増収となった。原油価格の高騰などによる燃料費の上昇や全体的に高水準が続く人件費などによる収益へのマイナス影響を増収効果で補う形となり、営業・経常増益を確保した。親会社株主に帰属する四半期純利益は、株式売却益を計上した前期の反動で微減となった。

2022年3月期の通期連結業績については、21年8月5日に公表した前回予想数値を据え置き、売上高1150億円、営業利益40億円、経常利益40億円、親会社株主に帰属する当期純利益25億円とした。