産業・一般製造業を中心に人材派遣や業務請負などを展開する日研トータルソーシング(東京都大田区)はこのほど、相模原市中央区の物流施設「GLP ALFALINK(アルファリンク)相模原」内に、自社研修施設「関東テクノセンター」を開設した。
製造装置や産業ロボット、マテリアルハンドリング(マテハン)機器などのメンテナンス業務を担う、物流関連向け設備保全のエンジニア育成強化が狙い。製造業界で進むDX(デジタルトランスフォーメーション)やスマート工場化の流れを踏まえ、最新の生産設備の点検や整備ができる専門人材の育成や確保を目指す。
研修施設ではFA(ファクトリー・オートメーション)装置や協働ロボット、産業用ロボットといった実機を備え、設備保全の基礎が学べる環境を整備した。新卒者から中途採用者、自社スタッフまで幅広い従業員を対象に、研修講師5人体制で1チーム最大30人まで受け入れる。