ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

センコーグループHD、取扱貨物量増え3Q増収増益

2022年2月9日 (水)

財務・人事センコーグループホールディングス(HD)が9日発表した2022年3月期第3四半期累計連結決算は、営業収益が前年同期比9.6%増の4654億4900万円、営業利益が17.0%増の203億5600万円、経常利益が19.1%増の210億4000万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が9.1%増の126億5600万円となり、第3四半期としては2年ぶりの増収増益だった。

(イメージ)

主力の物流事業は、営業収益が前年同期比11.7%増の3240億700万円、営業利益は18.8%増の186億6000万円となった。燃料価格の上昇によるマイナス影響があったものの、前年の新型コロナウイルス感染拡大による経済停滞からの物量の回復がみられるなかで、拡販効果やコスト改善・生産性向上策の奏功により増収増益を確保した。

商事・貿易事業は、営業収益が5.8%減の1141億2900万円、営業利益が4.6%減の23億100万円だった。21年4月に家庭紙卸売のアズフィットを連結子会社化するとともに拡販ならびにコスト改善に努めたものの、燃料販売における仕入価格の上昇などが響いた。

2022年3月期の通期業績予想は、21年11月12日公表の数値を据え置き、売上高6250億円、営業利益252億円、経常利益256億円、親会社株主に帰属する当期純利益148億円とした。