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渋沢倉庫3Q、倉庫や国際輸送など好調で増収増益に

2022年2月8日 (火)

(イメージ)

財務・人事渋沢倉庫が8日発表した2022年3月期第3四半期累計連結決算は、営業収益が前年同期比9.0%増の536億8000万円、営業利益が16.3%増の35億800万円、経常利益が14.0%増の38億5800万円、親会社株主に帰属する四半期純損益が9.8%増の26億4000万円となり、第3四半期としては2年ぶりの増収増益だった。

主力の物流事業は、営業収益が前年同期比10.1%増の494億2300万円、営業利益が28.5%増の26億1200万円で増収増益だった。倉庫業務は、飲料や化粧品、輸入雑貨などの入出庫や流通加工が好調に推移した。港湾運送業務は、船内荷役や自動車部品関連の荷さばき業務の取扱量が増加。陸上運送業務は、飲料や非鉄金属製品などの輸配送に加えて、フェリー輸送が好調を維持した。国際輸送業務は、輸出入航空貨物や香港・ベトナムの海外法人における取扱増により航空運賃単価の上昇が業績に寄与した。

2022年3月期の通期業績予想は、21年11月8日公表の数値を据え置き、営業収益670億円、営業利益40億円、経常利益42億円、親会社株主に帰属する当期純利益28億円とした。