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安田倉庫系、医療機器滅菌包装の試験で認定取得

2022年2月16日 (水)

メディカル安田倉庫は15日、グループの日本ビジネスロジスティクス(JBL、神奈川県藤沢市)の藤沢北事業所(同市)が医療機器滅菌包装における加速劣化試験で「ISO/IEC17025:2017」認定を取得したと発表した。

▲加速劣化試験に用いる恒温器試験設備(出所:安田倉庫)

ISO/IEC17025:2017認定は、試験所・校正機関を対象に正確な試験結果を生み出す能力を有することを第三者認定機関が認定する国際規格。今回の認定は、ASTMインターナショナルが定める医療機器滅菌包装の加速劣化試験の標準ガイドに基づく。

安田倉庫グループは「長期ビジョン2030」で、「他の追随を許さないロジスティクス・ソリューション」の実現を掲げ、既存の物流の領域に捉われないサービスの創造を目指している。今回の認定取得により、医療機器滅菌包装の保管有効期間を決定する根拠として国際的に信頼できる試験結果を提示できるようになる。加速劣化試験をはじめとする輸送試験や完全性試験をワンストップで提供することで、医療機器の開発リードタイム短縮が実現し、顧客による国内外市場への早期参入にも貢献できる。

安田倉庫グループは今回の認定取得を契機として、メディカル物流サービスのさらなる拡充を通して医療機器業界の課題解決に向けた取り組みを推進していく。

【認定内容】
認定機関:ペリージョンソンラボラトリーアクレディー テーションインク
認定番号:100002
初回認定日:2022年1月18日
対象範囲:包装された医療機器等のASTM F1980に準拠した加速劣化試験
認定取得機関:日本ビジネスロジスティクス株式会社 藤沢北事業所