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軽油価格は151.7円で7週連続上昇、不透明感強まる

2022年2月24日 (木)

(イメージ)

調査・データ経済産業省資源エネルギー庁が24日に発表した石油製品の店頭現金小売価格調査によると、2月21日時点の軽油価格は151.7円で、前週から0.5円上昇した。値上がりは7週連続となる。不透明感が高まる世界的な政治・経済動向を反映して、軽油価格の推移は先の見えない状況が続きそうだ。

都道府県別では、福岡県で前週から1.8円上昇したのをはじめ、38道府県で値上がりした。160円以上を記録したのは、長野(161.3円、前週比1.6円上昇)▽長崎(160.8円、0.9円上昇)▽鹿児島(161.8円、0.5円上昇)――の3県だった。

世界的な原油価格の高騰で、軽油価格は記録的な高値水準で推移している。政府は1月25日から石油元売り会社に対する補助金政策を開始しているものの、改善の兆しは見えておらず、ロシアによるウクライナ侵攻がさらに大きな不安定要素となっていることから、物流業界は軽油価格の推移を注視する展開が続きそうだ。

■都道府県別の軽油価格(単位:円)
地域2月14日2月21日増減
北海道153.5152.8-0.7
青森149.7150.10.4
岩手147.5148.10.6
宮城146.9148.61.7
秋田149.6150.50.9
山形157.8158.10.3
福島149.0149.90.9
茨城146.4146.80.4
栃木147.2148.81.6
群馬152.8153.50.7
埼玉145.5146.20.7
千葉146.8147.40.6
東京154.7154.5-0.2
神奈川145.8146.00.2
新潟153.2153.30.1
長野159.7161.31.6
山梨152.5152.3-0.2
静岡150.7151.50.8
愛知149.0148.6-0.4
岐阜151.2151.70.5
三重150.1150.90.8
富山153.7154.30.6
石川147.2148.10.9
福井149.7151.41.7
滋賀152.9152.8-0.1
京都152.7153.91.2
奈良147.3148.61.3
大阪149.9150.40.5
兵庫146.1147.00.9
和歌山148.6148.5-0.1
鳥取157.8158.20.4
島根153.7154.60.9
岡山145.9146.10.2
広島152.9153.60.7
山口150.8151.50.7
徳島145.0145.00.0
香川152.2150.5-1.7
愛媛150.8151.20.4
高知156.1155.8-0.3
福岡148.0149.81.8
佐賀154.2153.6-0.6
長崎159.9160.80.9
熊本148.2148.60.4
大分153.9154.40.5
宮崎153.2154.61.4
鹿児島161.3161.80.5
沖縄155.9156.30.4
全国151.2151.70.5