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久原本家、商品配送段ボールを再生紙100%に

2022年3月22日 (火)

国内久原本家グループ本社(福岡県久山町)は22日、グループ各社が提供する商品配送用段ボール「だんだんボックス」を、古紙再生紙100%の資材に変更すると発表した。

同グループはこれまで、商品配送用に再生紙85%、パルプ15%の段ボールを使用していた。資源循環モデルの構築と持続的運用に向けて、古紙再生紙を100%使用した資材へ変更。適切に管理された森林や切り出された木材の適切な加工・流通を証明する国際的な認証制度「FSC森林認証制度」を取得し、認証マークを段ボールに表示する。

▲(左から)変更前、変更後(出所:久原本家グループ本社)

だんだんボックスは、多様性のある社会実現に向けた取り組み「だんだんアートプロジェクト」の一環。絵画を通して、障がい者の社会参加を目的としたプロジェクトで、福岡県内を中心に作品を募集し、入賞作品は同グループ商品段ボールや福岡市内を走るラッピングバスデザインとして採用している。採用作品にデザイン利用料を支払うことで、障がい者の経済活動への参加に貢献する意味合いもある。

久原本家グループは、環境に配慮した取り組みを物流面で推進することにより、さらなる企業価値の向上につなげるとともに、だんだんボックスの活動をさらに意義深いものにする契機とする。