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CREが神奈川県愛川町に物流施設、23年3月完成

2022年4月1日 (金)

拠点・施設シーアールイー(CRE、東京都港区)は1日、物流施設「ロジスクエア厚木I」(神奈川県愛川町)の建築工事に着手したと発表した。2023年3月末の完成を目指す。

▲ロジスクエア厚木I完成イメージ(出所:CRE)

ロジスクエア厚木Iの建設予定地は、神奈川県厚木市と愛川町にまたがる内陸工業団地内に立地。首都圏中央連絡自動車道(圏央道)「相模原愛川インターチェンジ」や国道129号「厚相バイパス」を経由して、厚木市や相模原市など近隣の配送から首都圏各地への広域アクセスまで、幅広い物流ニーズに対応できる仕様とする。

機能面では、倉庫として4層で活用できる。トラックバースは計15台の大型車が同時に接車可能となっており、5台分の待機スペースを配置。倉庫部分の基本スペックとして、外壁には金属断熱サンドイッチパネルを敷設するほか、有効高さは各階6.0メートル以上を確保する計画だ。

昇降設備については、荷物用エレベー ター2基と垂直搬送機1基、ドックレベラーを2基実装する計画。将来的なオペレーションの対応として、垂直搬送機をさらに1基増設できる構造とするほか、庫内空調設備を設置する際の配管ルートや室外機置場の確保など、入居テナントの将来的な個別ニーズにも一定の対応ができる機能性・汎用性を持たせた仕様とする。

環境対策では、全館でLED照明を導入するほか、人感センサーや節水型衛生器具を採用。太陽光発電システムを導入して自家消費するとともに、再生可能エネルギーの調達により使用電力を全てグリーン電力とする計画だ。 発電した電力の一部を施設内に蓄電することで、停電時に非常用電力として使用できる蓄電池システムの導入も計画しており、入居テナントのBCP(事業継続計画)策定に貢献する。

ロジスクエア厚木Iの概要
所在地:神奈川県愛川町中津
敷地面積:9932.89平方メートル
延床面積:1万8236.45平方メートル構造:鉄骨造、地上5階建て

(出所:CRE)