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米UPS日本法人、新社長に元日本エマソンの西原氏

2022年4月4日 (月)

▲代表取締役社長に就任した西原哲夫氏(出所:UPSジャパン)

財務・人事米ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)は1日、ユーピーエス・ジャパン(UPSジャパン、東京都港区)の代表取締役社長に西原哲夫氏が就任したと発表した。18年にわたる国内外でのBtoBビジネスの経験を生かし、全国のネットワークの拡大を図るとともに、取扱貨物量の増加を目指し、経営とオペレーション全般を統括する。

西原氏はことし1月1日付でUPSジャパンにカントリーマネージャーとして入社。UPSジャパン入社以前は、日本や東南アジア、米国など海外における産業用システムなどのBtoBセグメントで、営業やビジネス開発、製品マーケティング分野で複数のリーダー的役割を担った。

西原氏は「前職のメーカーで国際物流を依頼する側として、対応スピードの速さや技術力の高さを強く感じていた。UPSに入りグローバルネットワークの優位性、アセットを持つことによるサービスの安定性、新しいテクノロジーを活用したサービス開発力といった強みを実感している」とUPSの物流ニーズへの対応力の高さを評価。「企業のグローバル化がますます進展すると同時に、コロナ禍での生活習慣の変化に伴う越境EC(電子商取引)の隆盛など、物流を取り巻く環境は日々刻刻変化している。220以上の国や地域でサービスを提供し、570機以上の飛行機を運航する世界最大級のグローバル物流ネットワークを持つUPSの強みを、今こそ発揮していきたい」と抱負を語った。

西原氏は東京都出身。2014年にUniversity of North Carolina, Kenan-Flagler Business SchoolでMBAを取得。前職では日本エマソンのブランソン事業本部長を務め、日本と東南アジア諸国のビジネス拡大をけん引した。