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米サヤリ、米輸出管理規制対象企業のリスク可視化

2025年6月17日 (火)

サービス・商品取引先企業間の支配関係や、貿易取引ネットワークのリスク管理を手がけるSayari Labs(サヤリ、米国)は17日、米国商務省産業安全保障局(BIS)の輸出管理規則の規制強化の可能性に備え、BISエンティティリストおよび軍事エンドユーザーリストに掲載された企業が支配する企業を特定・可視化できる新機能「BIS50 Signal」の提供を開始すると発表した。

BIS50 Signalは、米・外国資産管理局(OFAC)が導入している「50%ルール」に準じ、制裁対象企業が過半数の株式を保有している企業も対象として識別する。これにより、制裁逃れのために設立された別名義企業を用いた取引リスクを抑制し、輸出コンプライアンスを強化する機能として、CSVやJSON形式でのデータ提供に対応している。

物流や貿易におけるリスク管理の精度向上が求められるなか、BIS50 Signalは7億7000万件以上の企業データと独自アルゴリズムを用い、規制強化の動きに備えた対応を可能にする。

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LOGISTICS TODAY編集部
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