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トヨタL&F、ビームス物流拠点の自動化事例公開

2025年6月17日 (火)

ビームスウェアステーション外観(出所:トヨタL&Fカンパニー)

調査・データ豊田自動織機 トヨタL&Fカンパニー(トヨタL&F)は17日、アパレル企業ビームスの新物流拠点「ビームス ウエアステーション」(東京都江東区)に導入した最新の物流システム事例を公開した。

同拠点は2024年11月に稼働を開始し、マルチテナント型物流施設内の3階から6階にかけて展開され、延床面積は2万9700平方メートルに達する。トヨタL&Fはこの施設において、複雑化する人手作業の課題を解消しつつ、汎用性を備えたシステム構築を目指して、施設全体のエンジニアリングを担当した。

最大の特長は、世界で初めて導入されたリニアモーター式ロボット「CUEBUS(搬送タイプ)」である。このロボットにより、従来は人手で行っていたZラックの搬送作業を完全自動化した。また、RFID(無線ICタグ)を活用した自動検品システムを採用し、商品の情報を無線で読み取ることで、検品作業の効率化と正確性の向上を実現した。

さらに、ケース単位での入庫、保管、出庫を自動化する自律型ロボット「HaiPick System」も導入された。これらの先進的な自動化技術の導入により、ビームスの物流拠点全体で作業の効率化と省人化が大きく進んだ。

導入事例の詳細は、トヨタL&Fの公式サイトおよび専用の事例紹介ページで公開されている。

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LOGISTICS TODAY編集部