セイノーHDと西濃運輸、物流環境大賞で表彰

認証・表彰セイノーホールディングス（HD）と、傘下の西濃運輸（岐阜県大垣市）は17日、日本物流団体連合会が主催する「第26回物流環境大賞」において「先進技術賞」と「奨励賞」をそれぞれ受賞したと発表した。

「先進技術賞」は、物流困難地域である山梨県北都留郡小菅村・丹波山村において、セイノーHDがNEXT DELIVERY、佐川急便、富岳通運、福山通運と共同し、複数企業の配送を集約する共同配送や軽車両・ドローンを使った買い物代行・フードデリバリーといった「新スマート物流」を導入した点が評価されたもの。これにより、地域の物流効率を高め、CO2排出削減や買い物難の解消につながった。

「奨励賞」は、西濃運輸と日本曹達が協業し、同社高岡工場（富山県）から全国各地への製品輸送をトラック貸切から鉄道輸送へモーダルシフトした取り組みが対象。これによって、2024年問題への対応として輸送力を安定化させるとともに、CO2排出削減やトラック確保業務の省力化を実現した。

▲小菅村の新スマート物流の概念図（出所：セイノーホールディングス）

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LOGISTICS TODAY編集部