ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

「置き配」に不安7割、安全性が普及の課題

2019年8月23日 (金)

ロジスティクスネットショッピングを利用している7割以上の人が「置き配」に不安を持っていることがわかった。

宅配ボックスなどを手掛けるナスタは23日、ネットショッピングを利用している男女1000人(男性497人、女性503人)を対象に「置き配」に関する意識調査を発表した。

その結果、置き配に対して73.8%の人が不安だと思うと回答。不安の原因については盗難や送付状記載の個人情報の漏洩、荷物の水濡れなどが挙げられた。その半面、76.5%の人が置き配を希望すると回答。受け取り場所の中で、最も利用してみたいのは「宅配ボックス」で、58.1%の人が利用してみたいと回答した。

同社では、置き配には「宅配ボックス」が最も有効な荷物の受け取り場所として求められていること、荷物の有無で宅配ボックスの形状が変化することで留守だと知らせてしまわないようにすること、雨に濡れて荷物が痛まないような素材や形状を考慮すること--など、防犯面や機能面で不安や心配を感じるストレスが生じないよう配慮することがサービス普及につながるという結果が出たとして、今後置き配がユーザーの立場に立ったサービスとなっているのか、しっかり検証する必要があるとしている。