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ライナロジクスのAI自動配車、ルーフィが導入

2022年4月19日 (火)

(イメージ)

サービス・商品ライナロジクス(千葉県市川市)は19日、同社が提供する完全AI(人工知能)自動車配車システム「LYNA(ライナ)自動配車クラウド」を、配送サービスを提供するルーフィ(東京都千代田区)が導入したと発表した。増加する個人宅配案件にかかる配車業務の効率化を図る。

緊急時のスポット配送や来店宅配などを展開するルーフィは、新型コロナウイルス禍で需要が急増した食品の個人宅配に対応するため、手組み中心の配車体制の見直しを検討。ライナ自動配車クラウドの迅速な配車計画と、配車係の持つ知見に左右されない機能が標準化に最適だと判断して導入を決めた。導入後は「配車効率が大幅に向上しただけでなく、今後の件数増にも問題なく対応できる手応えを感じている」という。

ライナ自動配車クラウドは完全AIによる自動配車システムで、企業ごとに異なる複雑な制約・条件をインプットし、独自のアルゴリズムを用いて配車計画に不可欠な距離や時間、人件費などを計算。何十万通りにもなる計画を瞬時に比較検討し、トータルコストに最も優れた配車計画を高速で提案する。