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C&W、茨城県境町に大型物流施設開発用地を取得

2022年4月20日 (水)

(出所:クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド)

拠点・施設クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド(C&W)は20日、グループ傘下のクッシュマン・アンド・ウェイクフィールド・アセットマネジメント(C&Wアセットマネジメント、東京都千代田区)が合同会社を介し、茨城県境町の物流施設開発用地を取得すると発表した。C&Wは、茨城県では「LFつくば」(つくば市)に続いて2件目となる、大型物流施設開発プロジェクトを展開する計画。ランプウェイ付きのマルチテナント型物流施設として、2024年の完成を予定している。

C&Wの物流施設プロジェクト「LF境古河新築計画」(仮称)の一環。建物は地上4階建てで、延床面積11万平方メートルの大規模な物流施設を整備する。

立地する境町は、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の「境古河インターチェンジ(IC)」があり、首都圏を縦断する新4号国道が通るため、東日本の広域配送拠点として物流拠点の集積が予想される。北関東には多くの業種の製造拠点が立ち並び、様々な物流ニーズが見込まれることから、大規模で先進的な物流施設の供給を決定した。

開発施設は様々な環境認証の取得を想定しており、施設の屋根を使った太陽光発電設備の設置も計画する。C&Wアセットマネジメント社長の田中義幸氏は、「良質な物流施設を供給することで、地域における雇用創出や経済発展に貢献していく」としている。