オープンロジがSNSギフトと連携、贈り物が簡単に

（クリックで拡大、出所：オープンロジ）

サービス・商品物流フルフィルメントサービスを提供するオープンロジ（東京都豊島区）は20日、自社のプラットフォームサービス「オープンロジ」と、Shopify（ショッピファイ）アプリ「SNSギフト」を連携させたと発表した。EC（電子商取引）を使ったギフトサービスがより便利になり、物流効率化も同時に果たせるという。

SNSギフトは、ショッピファイ（電子商取引サイト構築プラットフォーム）の1つのアプリで、ハックルベリー社（東京都渋谷区）が開発した。贈り手が相手の住所を知らなくてもLINEなどのSNSを介して簡単に贈り物ができる。届け先住所は、アプリから通知を受けた受け取り手が自分で入力する仕組みだ。

今回の両サービスの連携により、EC事業者は「住所を知らない友だちやSNS上の知り合いに贈り物をしたい」と考えている顧客（消費者）に向けて、SNSを使ったプレゼントを提案できる。それに加えて、物流に関する面倒な作業が自動化されるメリットもある。SNSギフトではこれまで、受け取り手が住所を入力するまでは利用事業者が手動で出荷指示を止める手間があったが、これが自動化される。

これら2つのサービスを利用するには、それぞれ料金が必要になる。

オープンロジは「今回の連携で顧客へのサービス向上と物流業務の効率化の両方を実現できる。今後も様々なショッピファイアプリと連携していく」と話している。