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安田倉庫、輸配送網拡充や海上運賃高騰で最終増益

2022年5月9日 (月)

財務・人事安田倉庫が9日発表した2022年3月期連結決算は、営業収益が前期比11.2%増の530億4000万円、営業利益が11.5%減の29億1000万円、経常利益が7.5%減の40億3700万円、親会社株主に帰属する当期純利益が2.9%増の28億7300万円だった。

主力の物流事業は、前期に新設した物流施設の稼働や輸配送ネットワークの拡充、海上運賃の高騰や航空輸送の増加などにより、倉庫保管料や作業料、陸運料、国際貨物取扱料で増収となった。一方で、各種営業原価や販売管理費の増加などが収益を圧迫した。こうした事業環境下で、付加価値の高いロジスティクスサービスの提供による取引の拡大や物流施設の増強など事業基盤の強化を推進した。

23年3月期の連結業績は、売上高580億円、営業利益27億5000万円、経常利益38億円、親会社株主に帰属する当期純利益23億円を予想している。