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名港海運、船内や沿岸での港湾運送好調で増収増益

2022年5月12日 (木)

財務・人事名港海運が12日発表した2022年3月期連結決算は、売上高が前期比21.2%増の812億7300万円、営業利益が80.4%増の64億5800万円、経常利益が64.2%増の70億9500万円、親会社株主に帰属する当期純利益が7.1%増の46億2400万円で、3期ぶりの増収増益となった。

主力である港湾運送とその関連事業は、売上高が前期比21.6%増の796億1000万円だった。港湾運送部門は船内や沿岸作業、さらに海外での取扱貨物量が増加。倉庫保管部門は自動車部品などが堅調に推移した。陸上運送部門は鋼材を中心とした内国貨物輸送が増加。航空貨物運送部門は緊急輸送の増加により、輸出入ともに取り扱いが拡大した。

2023年3月期の連結業績は、売上高800億円、営業利益57億円、経常利益62億5000万円、親会社株主に帰属する当期純利益40億円と減収減益を予想している。