商船三井、モーリシャス環境活動の新部署設置

環境・CSR商船三井はこのほど、モーリシャスの環境・社会貢献活動を管轄する環境・サステナビリティ戦略部の新設など、4月1日付で組織改編を行うと発表した。

新設する環境・サステナビリティ戦略部では、グループの環境戦略とサステナビリティ課題への取り組みを統括。2020年7月25日に貨物船「わかしお」の油濁事故が発生したモーリシャスで行う環境・社会貢献活動に関する業務を経営企画部から移管し、「一層の拡充」を図る。

また、エネルギー輸送営業本部を「エネルギー・海洋事業営業本部」に、石炭・再生エネルギープロジェクト部を「電力カーボンプロジェクト部」に改称するほか、洋上風力発電分野に特化した「風力エネルギー事業部」の設置や、「北海道支店」の設立を行う。

同社の不定期船事業、木材チップ船事業、鉄鋼産業・国内電力向けを除くパナマックス事業と、商船三井近海を統合して設立する商船三井ドライバルクも4月1日付で設立される。

商船三井、ドライバルク事業統合へ新会社