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NXHD、国際貨物輸送好調で12月期予想を上方修正

2022年5月12日 (木)

財務・人事NIPPON EXPRESSホールディングス(NXHD)は12日、2022年12月期の通期連結業績予想を修正すると発表した。ことし2月14日公表の前回予想数値について、売上高を2兆3600億円から2兆5500億円に、営業利益を1000億円から1100億円に、経常利益を1030億円から1120億円に、親会社株主に帰属する当期純利益を1110億円から1160億円にそれぞれ上方修正した。

国際貨物輸送の拡大ペースが従来の予想を上回ると判断し、上方修正に踏み切った。新型コロナウイルス感染拡大によるグループ事業への影響は、前回発表予想と同じく「限定的」と想定している。

NXHDが12日発表した2022年12月期の第1四半期連結決算は、売上高が6431億3600万円、営業利益が358億2300万円、経常利益が361億6400万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は213億3900万円だった。ことし1月4日に日本通運の単独株式移転でNXHDが発足した経緯から、前期の四半期実績との比較はしない。

航空・海上運送を中心とした国際貨物の輸送需要が高まったことから、全体として概ね好調に推移した。