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パナソニック、運転記録システムに飲酒確認機能

2022年5月13日 (金)

サービス・商品パナソニックカーエレクトロニクス(東京都品川区)は12日、スマートフォンとクラウドを活用した営業・配送業務記録や運転品質を自動判定して帳票化するシステム「DRIVEBOSS」(ドライブボス)に、アルコールチェック記録を簡便にする機能を新たに搭載すると発表した。ことし10月にサービスを開始し、2023年度にはアルコール検知器との連携も予定している。

アルコールチェックの義務化は、これまでバスやタクシーなどの事業用自動車に与えられる「緑ナンバー」車が対象だった。ことし4月1日の道路交通法の改正で「白ナンバー」の社有車を5台以上保有している事業者もアルコールチェックの義務化対象に加えられた。義務化の対象となる事業者は、安全運転管理者を選任し「運転者の適性等の把握」や「運行計画の作成」をはじめ、「安全運転指導」などを行うことが義務付けられた。

パナソニックカーエレクトロニクスはこうした動きに対応して、スマートフォン専用のアプリケーションで運転前と終了後のアルコールチェックによる酒気帯びの有無の記録を簡単な操作で入力し、クラウド上にデータを蓄積する機能をドライブボスに追加。さらに、安全運転管理者が実施すべき「運転者の適正等の把握」「運行計画の作成」「運転日誌の記録」についても、アプリの機能とデータを活用することで、安全運転指導に役立てることが可能だ。

将来的にはアルコール検知器とスマートフォンとの連携など周辺機器のドライブボス連携を進めながら、企業が求める安全運行の支援を推進していく。

(出所:パナソニックカーエレクトロニクス)