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日本ロジテム、通販需要増などで2期ぶり増収増益

2022年5月16日 (月)

財務・人事日本ロジテムが16日発表した2022年3月期連結決算は、営業収益が前期比7.7%増の581億円、営業利益が21.8%増の10億2900万円、経常利益が20.6%増の10億4800万円、親会社株主に帰属する当期純利益が39.4%増の6億3200万円で、2期ぶりの増収増益だった。

貨物自動車運送事業は、通信販売関連の需要が拡大したほかインテリアやエレクトロニクスの荷動きの復調、新設拠点における配送業務の開始により輸送量が増加したこと、大型車両の増強を進めた効果により輸送効率が向上した。センター事業は、新規拠点の本格稼働に加えて受託業務の範囲拡大に伴う取扱増や倉庫内作業の効率化・標準化の進展などで好調に推移した。アセット事業は、通販関連の取扱拠点増に伴う保管面積の拡大や既存拠点における新たな保管貨物の獲得が業績に寄与した。

その他には、施工関連事業や業務請負事業が堅調に推移したほか、輸出入関連事業は海上運賃の高騰や国際航空貨物の大口スポット案件の獲得が収益を後押しした。

2023年3月期の連結業績は、営業収益610億円、営業利益13億円、経常利益12億円、親会社株主に帰属する当期純利益7億円と増収増益を予想している。