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商船三井や国交省、伊勢湾海域で海賊対処訓練実施

2022年5月23日 (月)

環境・CSR商船三井は20日は、海上保安庁や国土交通省など関係機関と合同で、伊勢湾南方海域を航行中のLNG船「LNG MARS(マーズ)」で官民連携による海賊対処訓練を実施したと発表した。

LNGマーズが海賊と思われる不審な船舶から追跡・接近を受けているとの想定で、緊急時の通信訓練を主体に実施。海上保安庁の巡視船「みずほ」が現場に急行するなど緊迫感あふれる場面で、各関係先との情報伝達経路や伝達手段も含めた商船三井の危機管理体制の確認を行った。

▲巡視船「みずほ」から見た「LNG MARS」(出所:商船三井)

海運事業者にとって、海賊への遭遇は持続的な海上輸送ビジネスの遂行を阻む大きなリスク要因だ。乗組員の安全確保はもちろん、積荷への影響を最小限に食い止めるためにも、こうした訓練に注力している。

商船三井はこうした活動を通じて、世界最高水準の安全品質の確保に向けた取り組みを続けていく。